どうしたら幸福になれる?精神科医がたどり着いた3つの幸福(②オキシトシン的幸福)
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昨日に引き続き、
「精神科医がたどり着いた3つの幸福」について、書こうと思います。
今日は、オキシトシン的幸福についてです。
「オキシトシン的幸福」とは、
人との繋がり、愛情によってもたらされる幸福のことです。
この本では、
オキシトシン的幸福を得るための具体的な方法が7つ書かれています。
この中で一番私の心に刺さったのは、
「人に親切にする」ということです。
なぜなら、
これまで、自分自身に余裕が無く、
あまり人に親切に出来ていなかったなあと思ったからです。
人に親切にすると、多くの場合、感謝されます。
そんな時、その相手との間には、つながりが生まれます。
仮に、見知らぬ人であったとしても、
ああ、あの時、親切にしてもらったなあって、
その見知らぬ人の記憶に残ることもあるでしょう。
これも立派なつながりだと思います。
また、親切にした方も、
喜ばれてよかったなあ~、
やってよかったなあ~、
誰かの役にたてたんだなあ~っと心が温まります。
親切にするといっても、
そんな大それたことをする必要は無いんです。
道をゆずってあげる…
車を運転している時に、
横断歩道を渡ろうとしている人がいたら、
止まって先に行ってもらう…
現金をうまくカードにチャージ出来ない人がいたら手伝ってあげる…
次の人のために、ドアが閉まらないよう押さえてあげる…
日常生活のほんの些細なことの中で、
人に親切にできることは、沢山あると思います。
しかし、気持ちに余裕がないと、なかなか人に親切になれません。
中には、スーパーのレジなどで、まごついている人に対して、
早くしろよと言わんばかりに舌打ちをしたりする人もいます…。
人に意地悪な言葉を吐いたり、
舌打ちしたりすれば、
必ず自分の心身に災いとなって降りかかってきます。
これは、スピリチュアル的な話ではありません。
樺沢先生のお話によると、
人間の脳の古い部分は、主語を理解出来ないんだだそうです。
なので、
例えば、相手に向かって「バカヤロー」と言ったら、
脳は「相手が」という主語を理解出来ず、
自分が「バカヤロー」と言われたように受け止めるらしいです。
ネガティブな言葉を常に言い続けている人は、
自分自身にネガティブな言葉をかけているのと同じということになりますね。
常にネガティブなエネルギーを持つ言葉を、自分自身にかけていると、
心身を病むことになります。
そして、周りもそんな言葉を吐くような人には近づきたくないですから、
やがて孤立していき、
オキシトシン的幸福も得られなくなります。
「災い」とはまさしく、このことですね。
私自身、「人に親切にする」という箇所を読んでから、
ちょっとした親切をするように心がけてみました。
もちろん、四六時中やっているわけではなく、
大それたことをやるわけでもありません(そんなことをしてもは続かない!!)。
「ちょっとしたことを、自分の出来る範囲でやる」だけです。
それでも、人からは感謝されますし、
何よりも、誰かの役に立てたと感じることが 出来るので、
本当に気分がいいです。
そして、出来る範囲で人に親切にすることを心がけてから、
逆に人から親切にされることも増えたような気がします。
こうやって、人との繋がりが出来ていくのだろうと思います。
「情けは人のためならず(自分のためである)」
ということわざは、まさしく真理だと思いました。
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