仕事の効率を著しく上げてくれる「神・時間術」
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引き続き、樺沢本シリーズです(笑)。
このコロナ禍が始まって
、樺沢紫苑先生の「神・時間術」を読みました。
1日24時間しかない中、
各時間の仕事の割り当てや過ごし方を工夫することで、
仕事のパフォーマンスを上げていこうというこのが、この本です。
この本は、朝をとても重視しています。
朝起きてから2、3時間(ほぼ午前中はといってもいいと思います。)は、
もっとも集中力が増す時間なので、
余計な外部の情報を入れずに、
自己投資(勉強、読書)やクリエイティブな仕事に費やすべきだと主張しています。
この時間帯に、テレビのワイドショーを観たり、
ネットサーフィンをしたり、
スマホチェックをしたりすることは、
1日のうちのもっとも貴重な時間を無駄づかいしていることになる
というわけです。
どうしても、邪魔が入りそうな場合には、
自室や会社近くのカフェ、会社の会議室に
「缶詰め状態」になるのが良いとのこと…。
私は、この本を読んでから、
朝の情報番組を観るのを辞め、
スマホチェックも辞めました。
代わりに重要な書類を書いたり、
ノートを利用しての思考整理・アイデア出しや、
読書に午前中を費やすようにしてから、
ずいぶんと仕事の効率が上がりました。
今まで何時間もかかっていたことが、
午前中の1時間ですーっと完成したりするんです。
午前中は肝だなと思いました。
次に、昼食の時間ですが、この本は、 外での食事をすすめています。
外での食事とは、外でお弁当を食べるということも含みます。
要は、外で「日の光を浴び」ながら「歩き」、
その後食事をして「咀嚼をする」ということがポイントで、
これで午前中の仕事で低下した、
セロトニンという脳内物質が回復するのだそうです。
ためしに仕事場から5分ほどのところの定食屋に歩いていき、
食事をしてみました。
昼間の日光浴+散歩は確かに、午前中の疲れを癒しくれましたよ。
ずーっと、仕事場にいて食事をしているよりも断然快適です。
社員食堂があって外食しない人は、
食事のあと、ちょっとだけでも外を散歩したらいいのではないでしょうか。
さらに、午後の時間ですが、
この本は、午後2時から4時は、どうしても集中力が落ちてしまうので、
この時間帯は、重要性の低い単純作業をメインに行うようにし、
こまめに休息をとるようにすると良いとしています。
なので、私は、この時間は、
ちょっとした文書の作成や電話・メール対応を行うようにし、
こまめに、席を立つということをしています。
そうすると、眠気を抑えることができてスッキリします。
ちなみに、この本は、あえて仕事の後に遊びの予定を入れてしまう
(そしてこの予定はどんなことがあっても死守する)
ことをお勧めしています。
そうすることで、この時間までには絶対に、仕事を終わらせなければならない
という強制力が生まれ、仕事の質が高まるというのです。
確かに、終わらなかったら、残業すればいいやとか
休日出勤すればいいやと思っていると、
だらだら仕事をしてしまいがちになりますよね…。
もうこの時間帯しか絶対仕事が出来ないと
自分を追い込むことが大切なんだと思います。
私は、子供の世話があるので、夜遅くまで仕事をすることは出来ません。
仕事が出来る時間は限られているので、
否応なく仕事の取捨選択を迫られています。
ですが、結果として仕事の効率は上がったなと感じています。
最後に、この本は、
「仕事のパフォーマンスを上げて出来た時間」
のことについても触れています。
多くの人は、この新たに生まれた時間を「仕事」に費やそうとします。
それでは、行きつく先が「精神科」になってしまうと、
この本は警鐘を鳴らしています。
精神科の先生らしい指摘ですね。
私は、空いた時間は、趣味や家族との時間に費やしていこうと思っています。
人生は仕事だけじゃない…。
浮いた時間をもっと別なことに使って楽しまないと損だと思うからです。
もっと仕事のパフォーマンスを上げたい、
それによって得られた時間を仕事以外のことに使いたいと思う人は、
是非この「神・時間術」を読んでみてください。
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