嫌なことがあったときの対処法
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嫌なことがあったりすると、落ち込みますよね…。
私は、気持ちの切り替えがうまくないので、
スパッと気持ちを切り替えることができる人が
本当に羨ましいと思っていました…。
人に相談しても、多くの場合、
「楽しいことを考えて、嫌なことはさっさと忘れた方が良いよ 」
というアドバイスが返ってきます。
でも、いくら楽しいことを考えようとしても、
「嫌なこと」が、頭の中をぐるぐる回って出て行かない!!
その状態はしんどいので、
どうしたら、気持ちを切り替えられるのだろう?
と考えるようになりました。
巷でよく言われている、
お風呂に入ってゆったりするとか
おいしいものを食べるとか、
早く寝るとか、
…いろいろ試してみました。
これらの方法は、一時的には役に立ちます。
でも、お風呂から上がった後や、
おいしい物を食べ終わった後や、
翌朝起きた時に、
やっぱり思い出して嫌な気持ちになってしまいます。
(特に朝起きた時は、ゆううつで辛い!!)
そんなとき、
ふと、別のことで脳内の情報を上書きするんじゃなくて、
「嫌なこと」自体を頭の中から追い出す術はないものか…
と思うようになりました。
色んなものがこびりついた鍋(頭)に
ミルク(楽しいこと等新たなこと)を注いでも、
おいしいホットミルクはできません。
おいしいホットミルクを作るには、
鍋のこびりつき自体を、こそげ落とさないといけませんよね?
私が考えたのは、鍋の「こびりつき」をこそげ落とす方法です。
試行錯誤の結果、
自分なりの方法を見つけることが出来ました。
それは、
「自分しか見ることのできないノート」を利用するというものです。
①まず、今日あった嫌なことを日時、場所等も含めて
きわめて事細かくノートに書きます。
例えば、人から嫌なことを言われたという場合には、
「〇〇さんから××××ということを言われた」ということを書きだします。
この××××の部分は、思い出せる限り一言一句正確に書きます。
この時、言われた言葉を省略して書いてはいけません。
できる限り思い出して書きます。
②①で書いたことに対し、
(1)言われた当時、自分がどう感じたのか、
(2)今改めて言われたことについてどう感じているのかを
具体的にノートに書きます。
*単に、「むかつく」「腹立つ」などと抽象的に書くのでは足りません。
「むかついた」とするならば、
具体的にどの部分に対して、
自分がどう受け止めたから「むかつく」のか、
までを書くことが重要です。
また、このときに、
具体的に「どうして欲しかったのか」
ということも書いてもいいのかと思います。
「むかつく」「腹立つ」「納得がいかない」などといった自分の感情を、
さらにもっと掘り下げて、言語化していく感じですね…。
③ 書いたものをざっと見て、
思い出せる限り事実を全て書ききれたかどうか、
自分が抱いた感情(ネガティブな感情)を全て書ききれたかどうか
を「徹底的に」確認します。
この段階で、書き足りないと感じたら、
気のすむまで書ききります。
自分しか見ないノートに書くわけですから、
文章も論理もめちゃくちゃでかまいませんし、
殴り書きでも構いません。
自分の脳の中にある、
ごちゃごちゃしたものを徹底的に吐き出すイメージです。
④ 全部書ききれたと思ったら、書いたページを切り取り、
再現不能なレベルまで細かく破って生ごみと一緒に捨てるか、
シュレッダーにかけます。
* 大切なことは、書いたものを「二度と見返さない!!」ということです。
見返せば、それだけ嫌なことの記憶が定着してしまうからです。
私は、コクヨの「ソフトリングノート COLORFUL 80TYPE」の
「5mm方眼罫(カットオフ)」
を愛用しています。
このノートには、カット線があるので、
嫌なことをメモしたら、カット線からごっそり切り取って、
家庭用シュレッダーにかけるんです。
嫌なことを書いたページが
ゴオ~~~とシュレッダーに吸い込まれていくのを見ると、
心が浄化された感じですっきりしますね😆。
この方法を実践するようになってから、
ずいぶんと気持ちの切り替えが出来るようになりました。
(上記①から④の作業は、ある意味大変な作業ではあるのですが。)。
もちろん、
この方法で、その出来事を100%忘れられるというわけではありません。
それでも、
その出来事に対する、自分自身の負の感情とは、
かなり決別できたのではないかなと思います。
上記の作業で「嫌なこと」の影響力が薄まったら、
後は楽しいこと等を考えるだけです…。
注意点は、
必ず「自分だけが見るノート」に書くというものです。
間違っても、
SNSなどの不特定多数の第三者が見る可能性があるものなどに
書いてはいけません。
新たなトラブルになりかねませんからね。
この方法が、万人受けするかどうかはわかりませんが、
なかなかうまく切り替えが出来ない人は、
一度試してみてもいいのかもしれません。
お金もそれほどかからず、
非常に効果的な方法ですよ~~。
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