トリンテリックス10mg服用2日目の状態
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頭のぼんやり感が、1日目より薄れてきました。
不安感や憂うつ感は消失したままです。
なので、朝の気分がとてもいいです。
この日は、基本的には、ずっと穏やかな状態でした。
ただ、夜ほんの短い間、夫と些細なことで口論に。
この時、一瞬だけイラっとして、声を荒げました
(この時の、「イラっ」は、無理をして「イラっと」した感じでした。
「ハンドブレーキがかかっている車のアクセルを踏んだ時」みたいな感じです。)。
その瞬間、強烈な吐き気に襲われました。
そのまま洗面所に即行。
吐き気は、わりとすぐに収まり、またもとの落ち着いた心境に戻りました。
薬が、私の感情を徹底的に抑え込んだ結果、
強烈な吐き気(副反応)が出たのだと思います。
今日は、頭のぼんやり感が薄れてきたので、
クリニックから渡されたうつ病のハンドブックを読んでみました。
そこには、うつ病についての説明と、
「うつ病にかかった人の体験談」が書かれていました。
体験談を読んで、一番びっくりしたのは、
うつ病にかかった自分を、「情けない」と責めていることです。
この人は、これまでの人生で、
うつ病患者のことを「情けない人」と思っていたんか~い!!
って思いました。
うつ病患者に大変失礼です。
精神科医和田秀樹先生は、著書「ストレスの9割は、『脳の錯覚』」で、
うつ病になりやすい思考パターンとして、
「二分割思考(白黒つけたがる)」、
「完璧主義」
「過度の一般化」
「こうあるべき思考」
「自己関連付け」
などを挙げています。
これらの思考パターンを持っていると、
うつ病になりやすいというわけですね。
こうしたうつ病になりやすい思考パターン。
たしかに、偏った考え方だとは、思いますが、
それらの思考を持っている人たちは、
別に「情けない」わけでも、
「弱い」わけでも無いと思います。
心臓病や肝臓病など、様々な体の病気を抱えている人は、
「情けない人」たちなのでしょうか?
そんなことはないはずです。
にもかかわらず、心の病気にかかった人たちだけ、
「情けない人」にされるのは、何故なんでしょう?
まだまだ日本は、心の問題を軽視している人が多いと思います。
(コロナ禍で書店には、メンタルに関する本が多く出回るようにはなりましたけどね・・・。)
気合と根性(場合によっては、エナジードリンク)で
何とかなると思っている人が、まだまだ多いんじゃないでしょうかね。
それで、メンタル疾患にかかり、悪化させてしまう・・・。
心臓病や肝臓病を患っている人に、
気合と根性で何とかしろといったら、
呆れられますよね。
それが、メンタルの世界では、
まだまだまかり通ってしまっています。
メンタルに不調を感じたら、
早期に、精神科クリニックに受診できるような
雰囲気に、もっともっとなってもらいたいと思います。
私は、メンタル疾患にかかりました。
まあ、しょうがない。
認知行動療法(認知のゆがみを是正する治療)も取り入れながら、
ゆるりと治療していきます。
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