「子供を産むと、女性の幸福度が下がる」の記事を読んで思ったこと
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先日、冒頭のタイトルのようなオンライン記事を読みました。
その記事によれば、
「子供を持つこと自体では、女性の幸福度は上がるが、
子供を持つことに伴う様々な変化(問題)によって、
女性の幸福度が下がる」とのことでした。
さらに、その記事は、
「子供を持つことに伴う問題の一つにお金の問題がある」
と述べ、特に子供にかかる教育費が、
家計を預かることの多い女性の心を悩ませていると述べています。
昨今、子供の教育費が上がっているらしいということを
よく耳にします。中学受験を見据えて、
小学校から塾に通わせる親が多いとも
よく聞きます。
大学の費用も上がっているみたいですしね。
なので、親御さんたちが子供の教育費で頭を悩ませているのは、
まぎれもない事実なんだと思います。
でも、「子供の教育費で悩む親たち」的な記事を読むと
いつも疑問に思うことがあります。
いつから、
「小学生からの塾通い」→「私立中学受験」→
「私立中学・高校の学費+塾」が既定路線になったんだ??
なんでこの路線で、子供の教育費を考えるんだ?
こうした系統の記事では、
首都圏暮らしで、
私立中学受験を見据えて小学校からの塾通いをさせている親たち
がよく登場します。
それでだいたいこれらの親たちは、子供の教育費で頭を悩ませています・・・。
そういったものを読むたびに、
頭を悩ませるぐらいなら、
小学校からの塾とか、
中学受験とか、
私立中学・高校への進学なんて
辞めたらいいじゃん!!
って思います。
そもそも、なんで
私立中学・高校への進学が既定路線化されているんでしょうか?
お金をかけた方が、価値の高い一流の教育が得られると思っているんでしょうか?
私は、それはか~なり錯覚だと思っています
(確信に近いレベルでそう思っています。)。
ここまで既定路線化されている記事を見ると、
塾業界や私立学校界に配慮したポジショントークなんじゃないか?
とまで思ってしまいます(笑)。
よく考えてみて下さい。
この世の中には、芸能界なり実業界なりでかなりの成功を収めて、
超富裕層と呼ばれる人たちがいます。
この人たちのご子息、ご令嬢は、どうなっているのでしょうか(笑)
超富裕層なんですから、
子供に、いわゆる「お金をかけた超一流の教育」を施すことなんて
朝飯前のはずです。
だとすれば、この人たちのご子息、ご令嬢は、み~んな
もうノーベル賞も真っ青になるほどの人物になっていなきゃおかしい!!
実際は、どうですか(笑)?
「ノーベル賞も真っ青になるほどの人物」であふれかえっていますかね(苦笑)?
そうならば、もっとこの世界はましになっていると思いますが(苦笑)
(環境問題なんてとっくに解決しているかも・・・)
そうした現状を踏まえると、
お金をかければいい~~、
塾に行かせればいい~~、
私立に行かせればいい~~、
ってことじゃないのでは?
ちなみに、私は、都立高校出身です。
別に公立高校出身だからといって、特に困ったことはありません。
公立高校が、私立学校よりも質が悪いと思ったこともありません。
中学3年生の時、塾にいきましたが、
塾に来ていても勉強せず、遊んでいる子たちはいました。
その子たちは、当然成績は良くありませんでした。
結局、本人のやる気しだいであり、
塾に通わせさえすれば勉強するようになる、
勉強ができるようになるというのが、
いかに親たちの幻想であるか、よくわかっています。
私立にも、たいがいな学校はあり、
公立にも、たいがいな学校はある。
基本、官尊民卑の思考なのに、
何故か、教育になると、世の親たちは、
「私尊公卑」になる・・・笑止千万です。
塾行かせなきゃ~~あ~塾代がかかる~~
公立は質が悪い~私立に行かせなきゃ~~学費がかかる~
ではなくて、
これからの時代に自分の子供が経済的にも、
精神的にも、本当に豊かに生きていくために、
どういった教育を施すべきかを、もっと、
きちんと考える必要があるんじゃないかなと思います。
私は、高い塾代も私立中学・高校進学も基本不要だと思っています。
仮に塾に通わせるとしても、
今後はオンライン塾がもっと盛んになっていくと思うので、
そういったところを利用すれば、
費用はかなり抑えられるんじゃないかと思っています。
子供への教育は、「投資」です。
出資者は親で、リターン(利益)を得るのは、子供本人。
だとすれば、出資者である親は、
リターンを考えて投資をしなくてはなりません。
今、子供にかけている教育費が、
本当に将来の子供のリターン(利益)に直結するのか、
リターンを生むまでの道筋ははっきり見えているか、
真剣に考える必要があると思います。
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