伝統行事は旧暦でやろう!!

適応障害ないし初期のうつと診断されて、
抗うつ薬のトリンテリックス10mgを服用するようになってから、
8か月が経過しました。
不安感にさいなまれたときのために、
頓服薬としてロラゼパム(抗不安薬)も処方されていますが、
ここ1か月半くらい、全く服用することなく過ごせています。
4月の後半や5月は天気が良く、温かい日々が続いていましたし、
赤、白、黄色、ピンク、紫、オレンジ、など、
色とりどりの美しい花々が咲き誇っている状況に、
心が癒されていたこともあって、
メンタルの状態が落ち着いていたのだと思います。
これから、本格的に梅雨の時期に入ります。
メンタル疾患は、気候に強く影響を受けるので
(やっぱり天気が悪いとメンタルの調子は悪くなります。)、
これからのぐずついた天気には、気をつけなくてはいけません。
さて、どうやら、私と夫の共通の友人に、
精神科クリニックへの通院がバレたようです。
たまたま、昨日、夫がその人と久々に飲み会で一緒になった時に、
唐突に、「奥さん、メンタル大丈夫?」と心配そうに聞かれたとのことでした。
私がメンタル疾患で精神科クリニックに通院していることは、
夫しか知りません。
他の親族はまったく知りませんし、
仕事を休んでいるわけではないので、職場の人も知りません。
友人にも、話したことすらありません。
私の通う精神科クリニックは、その知人の職場と同じ建物内にあります。
おそらく、その友人は、私が精神科クリニックに通っているのを、
見かけたのでしょう・・・。
友人が私のメンタル疾患で通院しているのを知った可能性が高い
ということを知ったわけですが、
この時私の心に浮かんだ感想は、
「ふ~ん、そうなんだ~。
まあ、別に知られたなら知られたで構わないや~😦。」
でした。
「え?そうなの?」って思いました?
「私だったら、どうしよう~!!バレちゃったよ~😱恥ずかしいよ~😭って思っちゃうよ~」
って思いました?
そもそも、
歯が悪ければ、歯科にかかるし、
眼が悪ければ、眼科にかかります。
心臓が悪ければ、循環器内科にかかるし、
肝臓が悪ければ、消化器内科にかかります。
脳に腫瘍が出来たら、脳神経内科・外科にかかるし、
骨折したら、整形外科にかかります。
当然そうなりますよね?
じゃあ、心の調子が悪かったら???
そりゃあ、精神科・心療内科にかかるでしょう😳?
当然じゃないですか、心の調子が悪いんだから。
身体の調子が悪かったら、病院に行く・・・
それを恥ずかしい、情けないとは思わないのに
(眼科にかかってしまったぁ~~情けな~い😱!!って思います?)、
なぜか心の調子が悪くて病院に行くことは、
恥ずかしい、情けないと思う・・・。
それは、なぜ・・・?
それは、多くの人が、心の調子は、
気合と根性と努力でなんとかなる問題だと思っているからです。
気合と根性と努力で何とかなる問題を、
自分で何とかできずに、精神科にかかるのは、
「気合と根性と努力が足りない情けない人間」だ!!
って、思っているんです。
まあ、要は、「心」の疾患をナメているわけですね・・・。
はっきり言いますが、
メンタル疾患は、気合と根性と努力なんかで、
防ぐことも、治すことも出来ないです。
逆に、そうした気合、根性、努力とかいう人たちの方が、
よっぽどメンタル疾患にかかりやすい。
精神科・心療内科に通っている自分を、
恥ずかしい、情けないと思っているならば、
今すぐ、その考えを修正するべきです。
そう思っている時点で、あなたは、「心」の疾患をナメきっています。
そう思っている限り、心の病気は治らない・・・。
むしろ、
心の調子が悪いんだから、精神科・心療内科に通うのは、当たり前でしょ?
ぐらいに思っていた方がいいんです。
私は、そう思うから、
別に、誰かに精神科・心療内科への通院の事実を知られたとしても、
平気なのです。
まあ、あえて吹聴してまわったりもしませんけどね。
今、コロナ禍で、メンタルクリニックを受診する人が増えています。
コロナ禍は、まぎれもない人災であり、
いろいろ言いたいことはありますが、
それでも、メンタルに対して、真摯に向き合う傾向が出てきたのは、
非常に良いことだと思っています。
(書店にもメンタルに関する本が多くなりましたね。)。
誰もがメンタル疾患にかかる可能性があります。
メンタル疾患に対する理解がもっと、もっと深まっていくことを
切に願う、今日この頃です。