トリンテリックス10mg服用、ついに酒をやめる!!
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適応障害ないし初期のうつと診断されてから、
早くも、8か月が経過しました。
精神科の診断は、病状を見た上での診断(状態診断)なので、
精神科において、診断病名が変わることは、
しょっちゅうあることらしいです。
そのため、
私が、今も「適応障害ないし初期のうつ」のままなのかは、不明です。
まあ、診断病名が変わることは、よくあることである以上、
あまり診断病名にこだわることは、意味が無さそうです。
精神科医の樺沢紫苑先生も動画でそうおっしゃっていましたし。
なので、
私は、診断病名にあまりこだわることなく、
ひたすら、今ある病状を受け入れ、
ゆったりと治療をしていくことを心掛けています。
さて、この度、
私は、当面の間、お酒を辞めることにしました。
「メンタル疾患になっているくせに、お酒飲んでいたのかよ!!😲」
というツッコミがありそうですが、
主治医には、お酒を飲むことがあることは、きちんと伝えていました。
以前のブログでも書きましたが、
私は、ワインが趣味です。
美味しい食事とワインのマリアージュに、この上ない幸せを感じるのです。
私は、アルコール自体が好きなわけではなく、
「酔いたいから飲む」と発想もありません。
飲むとしても、休日のみで、必ず食事と一緒に飲みます。
飲む量も、多くてワインボトル半分までです。
「楽しい酒」しか飲まず、
ストレス発散で飲むとか、そういうこともありません。
ジュース感覚でストロング缶を飲むということもありません。
(↑そんなんだったら、ジュースでいいじゃん!!って思ってしまうので😡。)
こうした私のお酒に対するスタンスを主治医に伝えたところ、
1度に飲む量を少なくするようにとは言われましたが、
お酒を完全に断て!!とまでは言われていませんでした。
そういったこともあり、
これまで「休日のみ食事と一緒に少量のワインを飲む」
という生活をしてきました。
しかし、特に、この湿度が高い、蒸し蒸しする季節になってから、
お酒をたしなむ生活が、正直辛くなりました・・・😣。
うつ病のようなメンタル疾患は、
いわば、エネルギー切れ、重度の「脳疲労」の状態にあります。
エネルギーを充電するには、しっかり休息することが必要です。
じゃあ、一番の休息は何か?
それは、いわずもがな、「睡眠」です。
7時間以上の良質な睡眠を、毎日しっかり確保する・・・
これこそが、もっともメンタル疾患の治療に効くのです。
メンタル疾患は、睡眠や運動といった生活療法なしでは治りません。
残念ながら、薬物療法だけでは治らないのです。
お酒を飲むと、間違いなく睡眠の質が悪化します。
世間的には、お酒を飲むと寝入りやすいので、
寝酒を習慣にしている人もいるかもしれませんが、
睡眠の質の確保という面から言うと、最悪の習慣です😫。
お酒の入った状態で寝ると、変な時間に目を覚ましてしまい、
そこから全く寝られなくなったりしたことはありませんか?
これを早朝覚醒(そうちょうかくせい)というらしいですが、
私は、お酒を飲むと、よくこういった状態を経験します。
早朝覚醒が起きている状態では、睡眠時間も削られ、
睡眠の質も悪化します。
ただでさえ、梅雨の時期で寝苦しいのに、
アルコールが入ると、もう壊滅的に睡眠の質が悪化してしまうのです😰。
睡眠が悪化すると、
まず、当たり前ですが、体の調子が悪化します。
いわゆる、スタミナ切れ・・・。
日中ぼんやりしたり、胃がむかむかしたり、
体全体がだるくなります。
体の調子が悪化すると、
メンタルの調子が、か~なり😵悪化します。
睡眠の質の低下によって、「脳疲労」が増すからです。
そして、脳疲労が増すと、脳が不具合をおこすんです・・・。
そうすると、何をするにも、ネガティブな思考になってしまう・・・。
不安感も増すし、自己肯定感も下がってしまいます。
自分を責めたり、無力感を感じたりして、
最悪、自傷行為にも至りかねません。
「睡眠」を侮ってはいけないのです。
体の調子が悪くなると、
それに比例して心の調子も悪くなります。
心と体は、一体なのです。
よく、「心を鍛えるために、体を鍛えろ!!」ということが言われますが、
それは、心と体が一体のものだからにほかなりません。
体の調子を整えれば、心の調子も整うのです。
私自身、休日だけお酒を飲んでいたのですが、
ここに来て、平日の心身の調子が悪くなりました。
平日の睡眠の質が低下し、
平日のエネルギー不足に悩まされるようになりました。
そして、
考えることが、ことごとく、ネガティブな方向に傾いていってしまいました。
自分は、事あるごとに無力だと思い、
自分なんてもう要らないんじゃないか・・・って思ったりもしました。
休日お酒を飲むので、日曜の夜には不安感にさいなまれ、
月曜の朝は、とてもゆううつな気分でした。
平日全般は、体力・気力も減退した状態になりました。
休日のお酒で睡眠の質が低下したことによるツケが、
平日に及んできてしまっているのを、つくづく実感しましたね・・・。
やっぱりお酒が原因だ!!
このままではいけない!!
そう思って、お酒を、当面の間、辞めることにしました。
私にとって、ワインは趣味。
それを辞めるということは、
趣味を一つあきらめることになります。
苦渋の決断でしたが、
自分の調子を立て直すことを一番に考えました・・・。
平日、休日含めて、一切お酒を辞めてから、
もう一週間以上経ちます。
お酒を辞めて、一番に感じたことは、
睡眠の質が向上したことでした。
朝方、変な時間に目が覚めるということもなくなりました。
そして、自分の身体に、エネルギーが補充されてきているのを、
感じ取ることが出来るようになりました。
エネルギーが補充されてくると、
不安感が減って、思考もポジティブになってきます。
体からお酒が抜けた今、特に不安感やゆううつ感には、
襲われていません。
仕事に対しても、以前とは異なり、
何とかなるんじゃないかって思えるようにもなってきました。
にわかに信じがたいと思われるかもしれませんが、
睡眠の質を向上させるだけで、
思考が本当に前向きになるんです。
睡眠をナメちゃいけません!!
お酒を完全にやめてから、
ネガティブなことに囚われる時間が減ってきています。
「メンタル疾患で治療中の人は飲酒禁止」
まったくその通りです!!
飲酒は、本当にやめた方がいいです!!
もし、お酒がやめられないのであれば、
それは、「アルコール依存症」なので、医療を頼るべきです。
そして、睡眠の量と質にこだわって、
しっかり休息をして、メンタルの治療に取り組むべきです。
じゃあ、睡眠の質を確保するには、具体的にどうしたらいいか?
そのヒントがちりばめられている本があります。
「スタンフォード式最高の睡眠」という本です。
睡眠研究の第一人者である、
スタンフォード大学教授の西野精治先生が書いた本です。
この先生の「睡眠負債」という言葉は、今も有名ですよね。
この本に書かれている生活習慣を取り入れていけば、
間違いなく、睡眠の質が高まります。
是非、この本を読んで、
自分に出来る習慣から取り入れて、
睡眠の質を向上させてください。
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