メンタル疾患者は、ショッキングなニュースを繰り返し観てはダメ!!
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適応障害ないし初期のうつと診断された私は、
毎日夜寝る前にトリンテリックス10mgを飲んで寝ています。
ここ最近は、寝ている間の気温にも気を配り、
一晩中エアコンを28℃に設定して寝ています。
今使っているエアコンは、子供が生まれてから買ったもので、
省エネ対策が施されていますが、それでも、電気代の心配はあります。
でも、エアコンの電気代をケチって、メンタルや体調を崩していたら、
逆に医療費が高くついてしまいます。それでは、本末転倒。
高くなってしまう電気代は、秋、冬、春に節約すればいいや~と割り切っています。
冬はたくさん着こんだりすれば、何とかなるけど、
暑い夏は、どうしようもありませんしね。
そうやって、寝ている間の気温に気を配ながら、睡眠環境を見直した結果、
この酷暑の中でも、朝までぐっすり眠ることができるようになりました。
お酒は辞めていますし、朝までちゃんと寝られるようになると、
メンタルの調子も安定してきます。目元のクマも無くなりました!!😀
そうなってくると、たびたび、薬を飲み忘れてしまうことがありました。
夜寝る前に飲むのを忘れたことに気づいて、
朝あわてて飲むということが2、3回ありましたね・・・。
朝は、これから仕事とか家事とかいろいろやらなくては・・・という緊張感があるためか、
朝、トリンテリックスを飲むと、少し吐き気がします・・・😪。
もちろん、しばらくしたら吐き気は収まるのですが・・・。
やっぱり、トリンテリックスは、処方どおり、
寝る前のリラックスした状態で飲むのが良いようです。
みなさん、調子が良くなってもちゃんと薬を飲むようにしましょうね!!
それで、調子の良い日が続いていたのですが、
その状態を悪化させる事態が起きました。
それが、7月8日に起きた安倍元総理大臣の襲撃事件です。
私は、安倍さんのことが特に好きではないし、
彼の政策に対しては、どちらかといえば反対派ですが、
憲政史上もっとも長い政権を率いてきた大物政治家が、
こういう形で襲撃され、あっけなく亡くなるということはとてもショックでした😫。
事件のあった「大和西大寺」駅は、私もよく利用していた思い出深い駅でしたので、
そこでこうした事件が起きるのも、ショックでした・・・。
それに輪をかけるように、マスコミが繰り返し、銃撃の時の映像を流します。
さすがに、安倍さんが打たれて倒れる映像自体は流されませんでしたが、
「二度の銃声→容疑者が確保される映像」は、どこの局も、執拗に繰り返し
流していました。
参議院選挙の前日である7月9日もこのニュースでもちきりでした。
銃撃の時の映像も銃声付きで繰り返し流されます・・・。
よせばいいのに、そうした映像を繰り返し見てしまいました・・・😨。
同情票が大量に自公に流れるんだろうか・・・
こういう事件の影響で選挙結果が変わるなら、
この日本は終わるかもしれない・・・😱
正直、そんなことを考えました 。
この日の夜は、とても嫌な夢をいくつも観ました。
怖い人に追いかけれらて、うまく逃げられず、捕まってしまう夢。
超高速エレベーターが事故を起こして、人の首がちぎれる夢・・・とか・・・。
恐怖で夜中目を覚ましてしまいました・・・。
7月10日、参議院選挙の日。
家族そろって、投票所に投票に行きました。
マスクをしていきましたが、心は重く、息苦しさを感じていました。
投票を済ませ、投票所に備え付けてある血圧計で脈拍を測ると、
「84」!
平常時に出たことのない数字です。
ええっ!!高!!「84」って、運動したあとみたいじゃん!!
衝撃でした。
そして、夜、開票。自公が勝利。
もちろん、自公の勝利は事前に予測されてきたことですが、
私が絶望したのは、投票率の低さです。特に若い世代の投票率が低い!!
何やっているの?
政治に無関心・無知でいいの?
そのしわ寄せは、間違いなくあなたたちに来るんだよ。それわかってる?
投票しても変わらない?どうしてそんなことがわかる?
投票してからいいなさいよ、そんなこと!!
日本を30年停滞させた政党がまた勝利したことも
ショックでした。
「愚かな政府は、愚かな国民が作る」
どなたがおっしゃったのかはわかりませんが、
非常に本質を突いた、的を射た言葉だと思います。
高齢者の方が人口が多いんだから、若い人がいくら投票しても数で負ける
とかいう人がいます。
でも、私はそれは違うと思っています。
そもそも、高齢者の中には、施設に入ったり、
認知症になって介護を受けたりしている人たちも多くいます。
そういう方々はなかなか投票には行けないでしょう・・・。
単純に数で比較して若い世代が高齢者に負けている!!
ということにはならなさそうです。
若い人が投票に行くようになったら、
政権は、間違いなく、若い人の動向を無視できなくなります。
そうなってくると、政策が変わってきます。
間違いなく、若い人も重視した政策に変わっていきます。
若い人こそ、投票に行くべきです!!
投票に行かないと、間違いなく、自分たちの首を絞めることになります。
安倍元総理の銃撃事件というショッキングな事件に加え、
上記のようなことを考えて憤っていたことから、
7月11日の朝起きた時、心は鉛を飲み込んだみたいに重かったです。
ゆううつ感、イライラ感がマックスでした。
頭が重く、なかなか起き上がることもできませんでした。
前日の夜、ちゃんとトリンテリックスを飲んだにもかかわらず、
この有様です。
仕事がありましたので、やむなく頓服薬として処方されていた
ロラゼパム (抗不安薬)を飲んで、一日をしのぎました。
なんとかしのげましたが、新たな仕事を一つ断わらざるを得ませんでした😰。
受付の事務員さんは断るのにとても苦労したようで、本当に申し訳ない・・・。
自分で対処しないと・・・。
今回の件で教訓。
①ショッキングな映像は、繰り返し見るな!!
重大事件になると、ついついテレビのニュースにくぎづけになってしまいます。
テレビも、視聴率を上げたいから、センセーショナルな映像を繰り返し流します。
こうしたテレビの策略に乗ってはいけません。
通常の人にだってショックな映像なわけですから、
メンタルを病んでいる人が観ていいはずがありません。
現に、私は、観たことによって、体調やメンタルの調子を崩しました・・・。
気になってしまうのはわかりますが、
この手のニュースとは早々に手を切るべきです。
つづいての教訓。
②自分がコントロールできることに集中しろ!!
今回、私は投票率の低さ(特に若い人の)に憤りを覚えましたが、
だからといって、私がその人たちに投票させることは出来ません。
まあ、今回、新たな国政政党が誕生しましたし、そうした政党が今後ほとんど
選挙に行っていなかった人たちの心を動かしていくかもしれません。
でも、私には、そんな力はありません。
だから、自分が影響を及ぼせないことについて怒ったりするのではなく、
自分が出来ることを一生懸命やっていく(自分のメンタルを整えることもそう、
政治に関心を持ってきちんと選挙に行くもそう。) ことに注力しようと思いました。
これが大事だと思います。
もちろん、「義憤」を捨てるのではなく、「義憤」と適度の距離を保ち、
「義憤」に感情を持っていかれないようにするというわけです。
今回、ショッキングな事件と、選挙結果で、
メンタルを崩しましたが、上記2つの教訓を得たのは良かったと思います。
この2つの教訓は非常に大事です。
ちなみに、私は、生きている限り、これからも政治に関心を持ち、
勉強もし、きちんと選挙に行こうと思います(←自分でコントロールできること!!)。
自分や家族の首を絞めることになりたいし、
何より私は「愚かな国民」でいたくない。
「愚かな政府は、愚かな国民がつくる」というのなら、
「賢い政府は、賢い国民がつくる」となるはず。
それに、 今回の選挙、自公が勝利したので、
「今までと変わらないじゃん」
って思う人もいるかもしれないけど、
「令和新選組」は議席を伸ばしたし、
今回国政初挑戦で1議席を取得した「参政党」という国政政党も登場しました。
参政党は、特定の支持母体を持たずに、ネットで支持を拡大させてきた政党です。
今回2パーセント以上の票を得ましたので、政党交付金を得られる政党にもなりました。
国政初挑戦で、これだけ躍進するってすごいことですよね。
自公とは言え、無視できない存在のはずです。
こうしたことを踏まえると、
必ずしも、
「今までと変わらない」ってわけではないかもしれませんよ😁。
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