命とは・・・。
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適応障害ないし、初期のうつと診断されて、
現在、1か月に1回のペースで通院治療を行っています。
昨日、「知人の死」というタイトルで、ブログを書きました・・・。
昨日は、梅雨空のように、心が重たくて、何も手がつかなかったのですが、
この「知人の死」というブログを書いたことによって、
昨日よりも、心が各段に軽くなりました。
もちろん、知人が生き返るわけではなく、
「若くして亡くなってしまった」・・・という事実は、全く変わりません。
悲しみや苦しみの根本となる事実は、何一つ変わっていません。
でも、自分の思いや感情を「ブログ」という形で文章化したことによって、
かなり心が楽になりました。
昨日の心の状態が嘘のようです・・・。
自分の思いや感情を言語化すれば、悩みは解決する(軽くなる)ということを
教えてくれたのは、精神科医の樺沢紫苑先生です。
樺沢先生は、
人に話す(相談する)、(紙やブログに)書く、行動する、
といった、アウトプット行為(言語化行為)によって、
悩みが消失すると述べています。
実際、「ブログ」に書くという形で、アウトプット(言語化)をしてみると、
樺沢先生の言っていることが、そのとおりだと納得できます。
「ブログ」を書くと、非常にガス抜きになるんです。
自分の中にたまりにたまっていた感情が、自分の外に排出されるので、
心が非常に軽くなるのです。
人に話すのも、ガス抜き効果として有効なのですが、
なかなか人に話しづらいことだってありますよね。
そういう時は、別にブログなんて言わずに、
紙にいろいろ思ったことを、書きなぐってみてはいかがでしょう。
人に見せるわけじゃないから、汚い字で殴り書きしてもいいし、
文章が支離滅裂だってかまわない。
そうすると、不思議なことに、
何一つ問題が解決していないのに、
心が軽くなってきます・・・。
また、自分の思いや感情を言語化すると、
自分の頭の中が整理されます。
そうすると、これからどうしたらいいのかという方策や
解決までの道筋が、 ぱっと思い浮かぶことがあります。
さらに、言語化すると、
人からアドバイスを受けられることもあります。
自分の中だけで、悶々と悩んでいるだけでは、
何に悩んでいるか周りには伝わりません。
それだと、周りは、助けようも無いのです。
このように、アウトプット行為(言語化行為)をすると、
①ガス抜きになる、
②思考が整理されて自分の中に解決策が浮かんでくる、
③人からアドバイスが受けられる
という3つの効果が得られます。
人は、誰かに相談する時、どうしても上記③を重視しがちです。
だから、人に相談しても解決にならないと勝手に決めつけて、
相談すら出来ない人が多いのです。
でも、
人に相談すること(紙に書きだすことも同様)の
本当のメリットは、上記①と②です。
これは、私の経験上、断言できます。
私は、よく人に相談をしますが、
相談しても、相手から適格なアドバイスを受けられることは、
確かに少ない(笑)。
でも、相談することによって、常に、①ガス抜きが出来たり、
②自分の思考の整理ができ、自分で解決策を導くことが出来ています。
常にです!!
人に相談すること、
自分の感情等を紙に書きだすことのメリットは、非常に大きい!!
これらのことは、ほとんどお金がかからないので、
やらない手は無いと思います。
っていうか、やらないと人生損だと断言できますね。
具体的な方法や詳しい説明を知りたい方は、
是非、樺沢紫苑先生の「言語化の魔力」という本を読んでみて下さい!!
これを読めば、
人生を快適に生きていく上で、
アウトプット(言語化行為)が、いかに大切かがよくわかります。
是非、本を読んで、その内容どおりに実践してみて下さい。
どんな本でも、読むだけでは人生好転しません。
読んだら、実践あるのみです!!
ちなみに、昨日のブログを書いた後、
思考が整理された私の頭の中に、
新たな思いが沸き起こってきました・・・。
それは、
「自分の命は、自分だけのものではない!!」
ということでした。
我々は、戦後、左翼系の教育を受けたことによって、
「自分の命は、自分のもの」という考え方を植え付けられてきました・・・。
この左翼系の考え方は、個人の自由を尊重した、一見美しい考えのように見えますが、
「自分のものなんだから自分の好き勝手にしたって、自由じゃないか!!」
という発想を生み、命を粗末にすることにも繋がっています。
「自分の命は、自分のもの・・・」、それって、本当にそうでしょうか??
人類がこの世に誕生して、何万年にもなります。
その間、過酷な時代もあったことでしょう。
それでも、人類が子孫を残すことを辞めることは無かった・・・。
過酷な状況にひるまず、時には、自分の命を犠牲にしてまでも、
我々の祖先は、命を繋いできました。
そうした、たくさんの祖先たちの思いがあって、今の私たちの命があります。
その命は、本当に自分だけのものなのでしょうか・・・?
そして、私たちは、一人で生きていくことは出来ません。
好むと好まざるにかかわらず、家族を含めたいろいろな人たちと
関わって生きていくことになります。
昨日、告別式に参加して、がっくりと肩を落とす遺族や参列者を見て、
ああ、彼の命は、彼自身だけのものでは無く、
遺族や参列者たちのものでもあったのだなあ・・・
と思いました。
彼の命が、いろいろな人の人生に関わってきたという意味で、
彼の命は、決して彼だけのものではないのだ!!
そう思いました。
これは、私自身にも言える話ですし、皆さんにも言える話でもあります。
私にも、家族を含めた人間関係があります。ご先祖様もいます。
私の命は、私だけのものではない。
だから、自分の好き勝手にしてはいけない!!
どんなに辛く、悲しいことがあっても!!
これが、昨日の告別式で、私が痛烈に学んだことでした。
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