メンタル治療の一環として、保守思想を学ぶようになり、
今、自分のこれまでの生い立ちを振り返っています。
今日は、前回からの更なる続きです。
結婚後、１０年ほど、夫と二人きりの生活が続きました。
この頃の私は、正直、あまり子供が欲しいと思っておらず、
仕事と趣味の旅行に没頭しておりました。
仕事は、結構忙しかったですが、そこは子供のいない気楽さ。
たびたび休暇をとって、夫と二人で国内外を旅行していました。
これまで訪れた外国は、１４か国にのぼります。
日本国内も徳島県と佐賀県以外、すべての都道府県を訪れました。
この頃・・・といっても、３０代ですが、
あまり自分の政治的信条を意識することは、ほとんどありませんでした。
投票には、必ず行っていましたが、いつも、民主党～立憲民主党に入れていました。
ただ、これは、民主党～立憲民主党を積極的に支持していたからではなく、
ただ単に、利権にまみれた自民党が嫌いだったからという理由にすぎませんでした。
左翼系の人と一緒にお仕事をすることもありましたが、
それは、あくまでも自分の仕事の一環であり、
特に自分の政治的信条が左翼か右翼かなんてことを、
意識したりはしていませんでした。
それが、出産を機に、私は、大きく変わることになりました。
息子が産まれたことで、
息子が生きていくであろう日本の未来について、
思いを馳せるようになったのです。
私の子供の頃より、間違いなく日本の経済力は落ちています・・・。
経済力だけじゃない、日本が大切にしてきた文化も壊されています・・・。
そして、何といっても、教育が問題だらけです・・・。
不登校児や自〇する子も多い・・・。
よく、世間では、子供の教育費のことが話題にのぼります。
子供に莫大な教育費がかかりすぎるから、子供をなかなか産めない・・・
という話も聞きます。
確かに、人一人増えれば、食費は増えるし、洋服代等もかかります。
学費もかかります。
でも、「莫大な教育費がかかる」って、果たして、本当にそうなんでしょうか？
何か、勝手に、大学や大学院に行くことが前提となっていませんか？
何か、勝手に、私立に行くことが前提になっていませんか？
何か、勝手に、塾に行くことが前提となっていませんか？
子供の教育費のことが話題にのぼる度に、
私的には、この３点が、めちゃくちゃ引っ掛かっていました。
そもそも、子供全員が、大学や大学院に行かなくちゃいけませんか？
大学や大学院に行かないと、大企業に就職できない？
大企業に就職できないと、高収入を得られない？
職が多様化する中、会社員だけでなく、
技術者になる道や、料理人になる道、農業や漁業に従事する道、
美容師になる道、大工になる道・・・いろいろありますよね？。
勉強が嫌いなら、
こうした技術者等になる道も、いっぱいあるわけですよ・・・。
これからの時代、単純なサラリーマンよりも、
これらの技術職の人たちの方が、給料が高くなるかもしれませんよ。
手に職があれば、起業して社長になることだってあり得るわけだし。
給料はなかなか上がらないけど、起業したら収入は、青天井です。
正直な話、大金払って又は奨学金ローンを組んで「大学」に行くよりも、
こうした手に職をつける道の方が、よっぽど社会的に成功するかもしれませんよ。
みんなが、みんな大学にいかなくて良いのです。
ただでさえ、技術職の需要は高い！！
それに、私立の方が、公立よりもレベルが高く、
質の良い教育が受けられるというのは、
はっきり言って幻想・・・（笑）。
私は、東京の都立高校出身ですが、
周りには、有名私立高校に行った友人や、
中高一貫の有名私立に行った友人も多くいました。
彼や彼女たちのことは、好きですが、
彼ら、彼女たちが、特に私立に行ったからといって、
素晴らしい教育を受けているとは、つゆほども思いませんでした。
学校の様子とかも聞いたりしていましたが、
特に「おお～～！！😍😍羨ましい～」 って思うような話はありませんでしたね・・・。
結局、私立に行っても、塾通いをしている人ばかりでしたし、
私立に行ったからといって、いわゆる「一流大学」に行けたわけでもありません。
最近は、小学生から子供を塾に行かせる家も多いと思いますが、
これも本当に必要なのかな～～😕って個人的には、思います。
そもそもね、「塾に行かせれば、勉強ができるようになる」
と思っている親が多すぎる・・・（笑）。
これについては、大変不謹慎ですが、笑うしかない・・・。
そんなわけないじゃないですか・・・。
周りが行っているからって不安になる人がいますが、
よく考えてみてください。
塾に行っている子が、全員、
「いい中学」「いい高校」「いい大学」に行っていますか？
そもそも、日本の経済力全体が落ちているんですよ。大学のレベルだってそう。
いわば、「日本」という飛行機が、限りなく墜落に向かっている状態です。
日本という国の「一流中学」「一流高校」「一流大学」に入ろうとすることは、
墜落に向かっている飛行機の、「ファーストクラス」「ビジネスクラス」の座席を
取りにいくようなもの・・・。
皆さんだったら、
墜落に向かっている飛行機の
「ファーストクラス」や「ビジネスクラス」の座席をとりますか？
わざわざ、その座席をとるために、多額のお金を払いますか？
そもそも、墜落しそうな飛行機（日本）を何とかしなくちゃダメでしょ！！
そのためには、今の教育システムじゃダメで、
子供には、もっと別な教育を施さなくてはならないんじゃないか？
こうしたことを、ふつふつと考えるようになりました。
息子の様々なこだわりに振り回される日々・・・。
それに追い打ちをかけるように始まったコロナ過。わけのわからない自粛。
マスコミの情報は、一辺倒で、飲食店が徹底的に悪者にされました。
これによって、日本全国たくさんのお店が廃業に追い込まれました。
そして、マスクは任意であるにもかかわらず、マスクをしていないと
白い目で見られたり、嫌がらせをされたりする世の中となりました。
そして、ワクチン。ワクチン接種は任意であるにもかかわらず、
未接種の人は、「反ワク」とディスられたり、入国できなかったり、
仕事上の研修を受けられなかったり、
国や県が実施する旅行キャンペーン割引を受けられなかったり・・・
と様々な不利益的取り扱いを受けることになりました。
こうした事実上の差別は、マスクの予防効果が限定的であるというデータや、
飲食店での感染率が低いというデータが出たり、ワクチンの予防効果が無いことが
確定してからも、続きました。
これに対し、普段やたら「人権」「人権」と声高に叫ぶ左翼系の人たちは、
完全に沈黙を守りました・・・。この３年間一切だんまりでしたね・・・。
これは、本当に不思議でした。
私は、子育ての大変さと、コロナ過の理不尽な状況によって、
メンタルに不調をきたし、
精神科で、適応障害ないし初期のうつと診断されました。
とある左翼系の方に、
どうしても私の精神疾患のことを打ち明けなくてはならないことがあり、
精神疾患のことを打ち明けました。
その方は、「（身体・精神）障がい者」の権利問題について、
力を入れて活動されている方でした。
私が、打ち明けると、その方は、私に対し、「甘えだ」と言いました。
ショックでした。
世の中には、確かに、メンタル疾患に対する理解がなく、
メンタル患者のことを、「甘えた人間」という人がいます。
でも、この左翼系の方は、
「（身体・精神）障がい者」の権利問題に力を入れている人なのです。
「お前が、それを言うか！！」って思いましたよ・・・。
「絶対、メンタル疾患から回復して見せる！！」って、
内から沸き起こるものがありました。
そして、この事件とコロナ過を通じて
私は、「左翼」の本質を垣間見たような気がしました。
左翼は、口では、「人権」「人権」と綺麗ごとをいいますが、
その実、差別する側と差別される側、善と悪などの二元論を用いて、
国民を分断し、革命思想の下、国家や伝統文化を徹底的に破壊することを
是とする人たちです。
革命思想のもと、国家やその国の伝統文化を破壊することが目的なのであり、
その破壊工作のために、「人権」というものを利用しているだけで、
本当のところは、個人の尊厳や人権などどうでもいいのです。
左翼の人たちが、「人権」「人権」言うのは、本来の目的を隠すためです。
また、いわゆる人権ビジネスのためでもあります。
私は、日本の伝統・文化が大好きです。
日本語は、心底美しい言語だと思いますし、
神社仏閣も大好き。和服も自分で着付けができるほど大好きです。
こうした日本の良き伝統文化を破壊しようとするのが、左翼たちです。
「左翼の本質」を痛烈に見せつけられ、
私は、「左翼」に対する強い嫌悪感を持つようになりました。
こうした人たちから、日本と日本の伝統文化を守りたい！！
「左翼」の影響を多少なりとも受けていた私が、
はっきりと明確に「自分が保守である、右翼である」
と自覚できるようになった、瞬間でした。
もちろん、保守思想に目覚めたからといって、
「左翼」の方々に喧嘩をふっかけたり、
嫌がらせをしたりなんてことはしませんよ。
そんなことをしてはいけません・・・。
（「左翼」の中には、正確に言うと、
「左翼に洗脳されてしまっている人」もいます。
左翼が掲げる表面的な主張（「人権救済」）が世のため
人のためになると本気で信じているのです。）
ただ、「左翼」の方々とは、距離を置くようになりました。
今は、「保守思想」を学ぶことに専念しています。
やっぱり、日本の国柄や様々な伝統文化、思想をきちんと学んでいかないと、
そもそも、何を守ったらいいのかがわからなくなってしまいますからね。
残りの人生、私は、「保守思想」をよりどころとし、
保守の立場から日本を取り戻したいと思っています。
保守思想をよりどころにすると決めてから、
不思議と、心が安定してきています。
主治医の指示により、抗うつ薬は毎夜きちんと飲んでいますが、
頓服として出された抗不安薬は必要なくなりました。
ここ数か月、抗不安薬は全く使わずに過ごせています。
皆さんも、「保守思想」というものを学んでみてはいかがでしょう？
とある精神科医の先生が、「むすび大学」に投稿されたように、
メンタル疾患の改善に役立つかもしれませんよ。
